わたなべ結 日本共産党

Profile

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1981年大阪市住吉区に生まれ。市立大領中学校、府立住吉高校、大阪外国語大学(タイ語専攻。在学中に1年間留学)卒業。中学・高校時代は吹奏楽部に所属。大阪府学生自治会連合書記局員、就職難に泣き寝入りしない女子学生の会大阪代表を歴任。

3年間の非正規雇用を経て、26歳の時に日本共産党(木津川南地区委員会)の職員に。

2012年、2014年、2017年(比例重複)衆議院選挙・大阪3区候補。2016年参議院選挙・大阪選挙区候補。現在、 日本共産党大阪府委員会副委員長、衆院大阪3区国政対策委員長、府ジェンダー平等委員会責任者。

趣味 旅行、散策、映画、読書。

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未来へ結ぶ平和の願い「結」

1981年2月26日、住吉区で産まれました。
結という名前には、「仲間と手をつなぎどんな困難も乗り越える、そんな人間に育ってほしい。そして大切なものを未来につないでいってほしい」との思いがつまっています。

広い視野で世界を見つめて

16歳の夏休み、アメリカ5都市に1 週間滞在。日本を離れ「世界」に目を向ける大きな転機になりました。高校を卒業後、大阪外国語大学(現・大阪大学)に入学します。
2001年の同時多発テロ後、平和と戦争をめぐる激動の情勢の中、2002年にタイへ留学。そこでタイ人の友人の「日本はアメリカの51番目の州」だとの発言をききました。「タイの学生は遠く離れた日本の姿をしっかり見抜いている」と感じ、「アメリカにくっついている日本はかっこ悪い。もっと独自の豊かな外交で存在感を発揮することができるのに」と思いを強くしました。

私はこのタイ留学をふくめ、アジア、米国、欧州などを訪問。韓国やドイツに行った際は、日本の戦争責任をつよく意識しました。
憲法9条を持つ日本だからこそ、侵略と植民地支配の歴史を真摯に反省し、どの国とも信頼関係を強め、対等平等、友好な関係が築ける日本にしたいと強く思います。

非正規労働 そして共産党へ

大学を卒業後は、派遣労働者などの非正規雇用に。簡単にクビにされてしまう現実などを知り、非正規労働者の弱い立場を痛感しました。“人間らしく働けるルールの実現を” ―日本共産党の主張を理論としてだけでなく、仕事の中で現実の体験として確信し、「日本共産党をもっと大きくしないと、社会を変えられない」と決意。民青同盟地区委員会の中心メンバーとして青年運動にいっそう力を注ぎ、26歳の時に日本共産党木津川南地区委員会の勤務員になりました。

みんなの願いを政治に結ぶ

一人の住民として、様々な願いを実現するために、活動をすすめてきました。大阪市立大2部廃止反対の署名活動や住吉市民病院を守る運動、府立咲洲高校廃止反対の署名運動など、地域のみなさんと一緒に政治を変えるために力を合わせてきました。
この中で、1人のシングルマザーの切実な声を国会質問につないだこともありました。婚姻歴がない一人親家庭に寡婦控除が適用されない問題を解決しようと署名活動に。山下参議院議員が参院内閣委員会で非婚の母にも寡婦控除が適用されるよう制度改正を要求。大阪市で「みなし適用」による保育所保育料軽減が実現したのです。まさに市民の切実な願いが政治を動かした瞬間でした。
そうした日々の暮らしの中での切実な声を政治にまっすぐ結ぶために、2012 年、2014年、2017年(比例重複)には衆議院選挙で大阪3区候補、2016年には参議院選挙で大阪選挙区候補を担いました。2017年の衆議院選挙では、野党共同候補としてたたかい、「市民と野党の共闘」の力で安倍政権をたおし、憲法に則った新しい政治をつくるために奮闘しました。

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立候補の決意

国政に挑む思い

「二度と戦争する国にしたくない」。その思いで、戦前から命がけで侵略戦争と植民地支配に反対を貫いてきた日本共産党に18 歳で入党しました。反戦平和の思いが私の初心です。

就職「超」氷河期と言われた学生時代、女性というだけで就職差別を受けることの理不尽さに仲間と声をあげました。また、卒業後3 年間、派遣労働などの非正規雇用で働き、使い捨てにされる働き方や正社員でも低賃金の実態を目の当たりにし、働くものを大事にしない大企業とそれを応援する政治のあり方を変えたいと思ったことが、政治に深くかかわる大きな転機となりました。「誰もが生き生き学び、働け、若い人が未来に希望をもって生きられる社会にしたい」。これは私自身の願いでもあります。

いま、新型コロナウイルス感染症の拡大という、個人の努力では太刀打ちできない危機のなかで、政治がすべての人を支えようとはしていません。「政治はいったい誰のためにあるのか」と、私は考えざるをえません。

これまでは、経済効率や儲けをあげることが最優先にされ、本来、税金で支えるべき医療や福祉、教育などの予算も人も削られ、自己責任論がふりまかれてきました。

コロナ禍を経験し、「こんな政治でいいのか」と声を上げ始める人たちが、いま、増えています。その声が現実の政治を動かしています。私はここに未来を拓くエネルギーがあると感じています。

現状に諦めず、より良い社会を願うあなたの思いを聞かせてください。

自己責任ではなく「公け」の責任の発揮を、対立や分断ではなく、多様性を認め合い連帯するあったかい社会を、「誰ひとり取り残さない」と全力つくすまっとうな政治を、あなたと力合わせて切り拓きたい。

「政治は、あなたのためにある」。