わたなべ結 日本共産党

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わたなべ結 3月18日大阪演説会での訴え(動画・テキスト)

[2016.03.19]

わたなべ結は、3月18日(金)大阪市立体育館の演説会にて、訴えを行いました!ぜひ、ご覧下さい!1914572_1022547207798339_5974806285322182702_n

3・18演説会 わたなべ結・参院選大阪選挙区候補の決意表明(11分)

 

みなさん、こんばんは(「こんばんは」)。足下の悪いなか、こんなにたくさんの方にお越しいただき、本当にありがとうございます(拍手)。

ご紹介にあずかりました、わたなべ結です(大きな拍手)。夏の参議院選挙、定数4のこの大阪選挙区で必ず勝ち抜く、その決意でがんばります。どうぞよろしくお願いします(拍手)。

 

「2度と戦争する国にならない」「誰もが希望をもって生きられる社会に」

みなさん、私が、「もう2度と戦争する国になってほしくない」。この思いで日本共産党に入党したのは18歳の時でした。

大学を出て非正規雇用で働き、前日まで一緒に働いていた派遣労働者の同僚が突然、首切りにあい、ひじょうにショックを受けました。「誰もが生き生きと働き、希望をもって生きられる社会にしたい」。この思いで、日本共産党で働こうと決意をしたのが26歳。これが、私にとって政治に深くかかわるきっかけとなりました。

 

命を大切にせず、未来をつぶす政治は絶対に変える。その思いがいつも奮いたたせて

それからこれまで、数えきれない程の出会いの中で、たくさんの切実な声を聞いてまいりました。

派遣労働の劣悪さといつクビを切られるかわからない。そういう状況のなかで、「派遣よりもホームレスの方がマシ」だと話し、着のみ着のまま路上に座り込んでいた若者。

ボランティアにいった福島で、「福島出身者」というだけで差別される怒りと悔しさを、涙ながらに話してくださった被災者

介護を苦に起こる殺人事件に「絶対やったらあかんことやけど、気持ちはわかるんや」といわれた、介護離職した男性。

そして、「自分の息子は社会貢献のために自衛隊にはいったのに・・・」と、涙を浮かべ、戦争法反対のデモに参加されたお母さん。

一度しかない人生を、よりよく生きようと思った時に、それを阻む政治があるということを、私はこれまでに何度も目の当たりにしてまいりました。命を大切にせず、未来をつぶす、こんな政治は絶対に許すことはできない。必ず、みなさんと力をあわせてこの政治を変える。その思いでこれまでがんばってまいりました。そして、この思いが、いつも私を奮い立たせ、背中を大きく押してきました。

 

9・19戦争法強行の日に記した思い

昨年、9月19日、安倍政権は安保法制、戦争法を強行成立させました。私はこの日に、インターネットにこう記しました。

「こんな政治が続くから、私は自分を奮い立たせ、声をあげ続ける。

同じように願う仲間たちと、

人間らしく生きるために。

沸々とした静かな怒りを溜めて、

もっと賢く、もっと強くならなければと思う」(拍手)

 

小選挙区マジックで得た虚構の多数による力によって、憲法も、そして市民の反対する声も踏みにじって戦争法を強行成立させた。沖縄の辺野古の新基地建設強行に象徴されるように、権力を握ったら、どれだけ反対していても、「いうこと聞け」と上から押さえつける。私は、こんなえらそうな政治を、絶対に許すわけにはいきません(大きな拍手)。

 

草の根の運動がついに「5野党合意」に

昨年来から大きく広がった世論と、そして草の根の運動がついに野党5党をまとまらせ、5野党の合意となって実りました。この5野党合意を本当に実現させ、戦争法廃止だけでなく、暮らしの問題でもさらに共同を広げ、安倍政権を退陣に追い込み、新しい政府をつくる。その一歩を今度の参議院選挙で必ず築くために、共同の架け橋となって奮闘している日本共産党を、そして大阪選挙区で私、わたなべ結を必ずみなさんのお力で勝ち抜かせてください。どうぞよろしくお願いいたします(拍手)。

 

「5野党合意」実現を国会の場で

先日、「安保法に反対するママの会」のみなさんが事務所を訪ねて下さり、懇談させていただきました。「私たちの行動が少しずつ政治を動かしている。その実感があります」「ママたちはこの声を直接国会にもっていけない。この声をわたなべさん、国会に届けて下さい」といわれました。

「安保法制を廃止し、閣議決定を撤回する」、そして「安倍政権を打倒する」。この5野党合意を、新しい国会の場で実現する仕事、ぜひとも私、わたなべ結にやらせて下さい(大きな拍手)。

関西でも「市民連合」が生まれ、「戦争法廃止」とともに「立憲主義の回復・個人の尊厳を擁護する政治」の実現がうたわれています。私、わたなべ結は憲法を守り、生かした政治の実現へ、その先頭にたってがんばります(拍手)。

 

「大阪若者提言」、18歳選挙権が実現する歴史的な選挙で

この1月8日に「大阪若者提言」を発表させていただきました。先日は、志位和夫委員長が記者会見しまして、①高すぎる学費を10年間で半額にすること、②月額3万円の給費制奨学金、これをつくること、③最低賃金をどこでもすぐに時給1000円にする。そして1500円をめざすという新しい政策を発表いたしました。

今度の参議院選挙は、18歳選挙権が実現する歴史的な選挙です。若者の力を集め、また世代を超えて、ともに未来をきりひらく選挙にしていこうではありませんか(拍手)。

もちろん格差と貧困で苦しんでいるのは若者だけではありません。近く「大阪の女性提言」も提案させていただきたいと思います。消費税増税をストップし、人間らしく働くルールをつくり、大阪と日本のくらしと経済の立て直しをすすめるために全力をつくしてまいります。

 

大阪のたたかいを受け継ぎ、未来にひきつぐ

みなさん、この大阪には、草の根のたたかい、全国の政治を動かすような影響を及ぼしてきたたたかいの歴史があります。70年代には黒田革新府政を誕生させ、この大阪選挙区からくつぬぎタケ子さんを当選させ、90年代に大阪選挙区で連続して議席をかちとってきました。

昨年の「反維新」のたたかい、共同でがんばってきたたたかいが、5野党の一致のなかにも、国政選挙で与党だけでなく、その「補完勢力」――「おおさか維新」も少数に追い込むという形で、結実いたしました(拍手)。「改憲勢力の3分の2にはいる」ことを公言している「おおさか維新」に絶対に負けるわけにはまいりません(大きな拍手、「そうだ」の歓声)。

この大阪のたたかいのを受け継いで、さらに発展させていく。みなさんとともに新しい時代をきりひらく。その先頭にたってがんばりたい。国会の場で文字通り先頭にたってがんばれるように、何としてこの夏の参議院選挙、大きなお力添えで私、わたなべ結を国政の場へと送り出して下さい。

みなさんの熱い、熱い、ご協力、ご支援、ご奮闘を心からお願い申し上げ、私、わたなべ結の決意表明とさせていただきます(拍手)。みなさん、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました(大きな拍手、歓声)。