私、わたなべ結は、参院選出馬表明以来、多くのみなさんからの切実な実態を聞くなかで、とくに女性のおかれている実態がとりわけ深刻だと実感しています。
大阪の女性労働者の非正規率は全国より多くほぼ6割、賃金は男性の51.6%で全国よりも男女賃金格差は大きくなっています。
時間外・長時間労働は男女ともにまん延し、年休や生理休暇、産休、育児休暇もとりにくく、働きづづけることが困難になり、結婚・出産で、いまも6割が退職しています。
女性の貧困と格差は深刻な状況です。
こうした女性の貧困と格差の問題に、「政治の貧困」が追い打ちをかけています。
安倍内閣は「女性活躍」をいうものの、賃金の引き上げや格差是正には実効ある手立てをとらず、社会保障の切り捨てをすすめてきました。
大阪の「維新政治」は、350人の学校事務非常勤職員を真っ先に切ったことに象徴されるように、雇用を不安定にさせ、非正規労働を増やしてきました。また出産、小児医療にかけがえのない役割を果たしている住吉市民病院つぶしをすすめ、女性支援のための施設(ドーンセンターやクレオなど)や施策への予算を削り、民営化をすすめてきました。