私、わたなべ結は、大阪府内の18-29歳の若者1000人に調査をおこないました。そこからは若者をとりまく深刻な実態が見えてきます。
大阪で働く若者のなかで44.2%が非正規の状態に置かれています。そして女性の中では、非正規は60%を占めます。
正規労働者のあいだでも、低賃金、長時間労働で苦しめられている姿がみえてきました。
世界でも異常な日本の「高い学費」は、「奨学金ローン」「ブラックバイト」の「負の連鎖」となって学生を苦しめています。
「1000人調査」で「ローン残高」を聞くと、奨学金利用者の6人に1人が「500万円以上」と答え、「1000万円以上」という回答も6人から寄せられました。
異常な高学費と「奨学金ローン」のなかで、「ブラックバイト」から抜け出せなくなっている実態もうきぼりです。